〈衆院選〉新潟6区・選挙戦大詰め、各陣営幹部に聞く 手応えと危機感も

 衆院選と上越市長選、同市議補選が31日、同時に投開票される。計8陣営が最終盤に入り支持訴えの声を枯らしている。このうちいずれも激戦が伝えられる衆院選、市長選候補のこれまでの手応えと有権者への訴えを陣営幹部に聞いた。

 梅谷守氏選対・山岸行則幹事長

 (梅谷氏は)中央の政策づくりに携わったことから、あらゆる分野で中身のしっかりとした政策を提示できる。スキンシップをしながら街宣をして、あらゆる層に浸透している。野党共闘が効き、手応えは相当あるが、危機感を持っている。支援者一人一人の最終行動がポイントになる。

 高鳥修一氏選対・楡井辰雄新潟6区選対幹事長

 善戦しているが、まだ厳しい戦いが続いている。大票田の上越市では、前回選で相手に付けられた票差(7500)を5000まで詰めたいが、(票差は)読めていない。妙高、糸魚川をはじめ4市町も安心できない。当選の鍵は「有権者の常識ある判断」に尽きる。

 神鳥古賛氏

 車で移動しながら、街頭で演説をしてきた。外交力強化、経済浮揚、新型コロナ対策、新潟県を日本の文化首都にと訴えてきた。選挙用ポスターを貼っている時に市民と会話し、力づけられた。まだどうなるか分からない。一生懸命頑張りたい。残り期間で必要なメッセージをどんどん伝えていこうと思っている。

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