九州高校野球 11月6日開幕 海星は福岡第一と対戦 長崎日大は小林秀峰と

第149回九州地区高校野球大会組み合わせ

 第149回九州地区高校野球大会(11月6~12日・鹿児島)の組み合わせ抽選会が29日、鹿児島市内で行われ、出場16校の対戦相手が決まった。全校1回戦からの登場で、長崎県勢は第1代表の海星が第1日第1試合(6日10時・平和リース球場)で福岡第一(福岡2位)と、第2代表の長崎日大は第2日第2試合(7日13時・平和リース球場)で小林秀峰(宮崎1位)と顔を合わせる。今大会の成績は来春の選抜大会(甲子園)出場校の選考資料となる。
 県大会を制した海星は11季ぶり43度目、準優勝の長崎日大は2季ぶり24度目の九州大会。九州勢の選抜出場枠は4校で、今大会で4強入りすれば有力となる。海星は2016年以来、長崎日大は1999年以来の春切符獲得を目指す。
 優勝争いは混戦模様。4年連続の選抜出場権を狙う明豊(大分1位)、ハイレベルな福岡大会を制してきた九州国際大付のほか、甲子園春夏連覇の経験がある興南(沖縄1位)、好投手を擁して鹿児島県で離島勢初優勝を果たした大島などが注目される。海星と長崎日大も上位に絡む可能性は十分にある。
 試合は有観客で実施される。

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