【WWE】ハロウィンのリングで中邑真輔がまさかの「カボチャ攻撃」に苦杯

カボチャをかぶせられた中邑真輔(中)はハッピー・コービンのラリア―トの餌食に(Ⓒ2021-WWE,-Inc.-All-Rights-Reserved.)

【ペンシルベニア州ウィルクスバリ29日(日本時間30日)発】WWEのスマックダウンで、中邑真輔(41)がまさかの「カボチャ攻撃」に苦杯を喫した。

中邑はこの日、ハロウィン仕様のリングで、リック・ブーグスとタッグを組み、ハッピー・コービン&マッドキャップ・モスとトリック・オア・ストリートファイトで激突。コービンにフライニングニー、モスにはブーグスのギター演奏とともに痙攣式ストンピングを放って攻め込んだ。

試合途中には24/7王者レジーらがなだれ込んでリングは大混乱に。中邑は持ち出した竹刀でコービン&モスをめった打ち。ブーグスとの合体攻撃も披露した。

リング上にカボチャが転がる不思議な空間の中、中邑は鮮やかなスピンキック。たぎってコービンにとどめのキンシャを狙う体勢に入ったが、背後からモスにカボチャをかぶせられて視界不良に…。ここでコービンのラリアートを浴びて、場外に転落した。

中邑不在のリングでブーグスがサイドスープレックスを決めて再びチャンスを迎えるも、突如現れた謎のカボチャマスクの男2人に竹刀で妨害された。そのままモスのネックブリーカーを食らってフォール負け。

試合後にはエンジェル・ガルザ&ウンベルト・カリーヨがカボチャマスクを外して正体を明かすと「俺たちは試合の名前の通りにトリックしたまでだ。ハッピー・ハロウィン!」とインタビューに答えた。

さすがの〝キング・オブ・ストロングスタイル〟も、ハロウィンの「トリック」にはかなわなかったようだ。

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