ICD装着のエリクセン、イタリアでプレー許可下りず他リーグに移籍か

 インテルは29日に、クリスティアン・エリクセンは今シーズンはイタリアでプレーできないと発表した。

EUROで卒倒したエリクセン、心停止後初めてインテルの練習場を訪問

 29歳エリクセンは6月12日に行われたEURO2020フィンランド戦で、心停止を起こしてピッチに卒倒。その後一命を取り留め、コペンハーゲンの病院で電子デバイス(ICD)を装着する手術を行なった。8月にはインテルの練習場を訪れ、取締役やスタッフ、チームメイト、シモーネ・インザーギ新監督と面会したエリクセンは、イタリアサッカー連盟の規定によりICDを装着した選手はリーグでのプレーが不可能に。インテルは29日に声明で、「エリクセンの選手登録に関して、6月のEUROで発生した重傷を受けてイタリアの医療機関から一時的に活動を抑制される」と伝えた。ただイタリア国外ではプレー可能なリーグもあり、冬の市場で移籍が囁かれている。

エリクセンがイタリア国内でプレー許可下りず Photo Marco Luzzani

© 株式会社SPOTV JAPAN