マンUで苦悩するサンチョ… クラブや代表の指揮官は信頼揺るがず「トップレベルに到達できる」

 マンチェスター・ユナイテッドのジェイドン・サンチョはトップフォームを取り戻せておらず、苦悩する日々を送っている。

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 今夏ボルシア・ドルトムントから移籍金7300万ポンド(約112億円)でマンUに到着したサンチョは、新天地でレギュラー定着に苦戦。プレミアリーグでは先発出場2試合に留まり、未だ移籍後初ゴールは決めていない。『トランスファーマーケット』によると、マンU加入後に市場価値が1億ユーロから9000万ユーロに下落する中、オーレ・グンナー・スールシャール監督やガレス・サウスゲート監督は高い信頼を寄せているようだ。

オーレ・グンナー・スールシャール監督(マンチェスター・ユナイテッド)
「ビジャレアル戦の彼のプレーは別格だった。彼も観客とのつながりを感じたようだね。それこそが私たちが彼に求めているものだ。まだゴールを決めてないけど、あの夜に“ああ、これがジェイドンだ。これから何度も見られるだろう”灯った。トッププレイヤーになるだろうし、C・ロナウドやカバーニが学びのサポートをしてくれるだろう」。

ガレス・サウスゲート監督(イングランド代表)
「ジェイドンは今夏マンUに移籍したが、新たな場所に適応できる能力がある。ここ数週間のプレーを見れば、彼の招集するに値するのかと思う者もいるかも知れない。私たちは長い間彼に投資してきた。彼が高いレベルに達すると信じている。彼と話す時間が欲しいし、マンUでのプロセスにも協力したい。今のジェイドンには、私たちが彼を維持することが重要だと考えている」。

苦悩の日々送るも指揮官はサンチョの信頼揺るがず Photo Alex Livesey - Danehouse

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