立憲民主党の蓮舫代表代行(53)は30日、衆院選の最終日、自民党の石原伸晃元幹事長(64)と激戦中の東京8区から立候補した吉田晴美氏(49)を応援した。
打倒伸晃氏を掲げる吉田氏のもとには、枝野幸男代表(57)や福山哲郎幹事長(59)など立民幹部が続々と応援に駆けつけていた。
蓮舫氏はマイクを握ると「相手(伸晃氏)は大変、大物です。数ある政治家のなかでも名字にブランドがつく人です。大変、知名度がある大きな政治家ですが、それでも野党の力を結集して、みなさんの力を結集して、この9年間の安倍、菅、岸田政権を、『これはおかしい』と声をあげれば、どんなブランド力も破壊できると吉田氏で証明してほしいんです」と訴えた。
さらに蓮舫氏は「女性と男性の候補者がいたら、女性を推しませんか」と話し、女性候補者を国会に送り出したい考えをこう語った。
「もちろん1億5000万円をもらって、大変な罪を犯した女性(河井案里氏)もいるから、女なら誰でもいいというわけではありません。私は18年間、最前線で頑張ってきた。男より頑張ってきました。努力に努力を重ねて、時の総理に予算委で向き合って質問で評価されて、初めて認められる。そんなのおかしいでしょ。男でも女でも能力があることができることがあれば、表に出る人、支える人、自分たちのいられる場所を国会でみつけて、国民のために仕事をする。そんな景色をどうか作っていただけないでしょうか」
最後は「蓮舫もヘロヘロなんですよ。なんで候補者より声をからしているのかわからない。でも頑張ってこられた」と自身をねぎらいつつ話を締めた。