宮城5区から自民党公認で出馬した元タレントの森下千里氏(40)が30日、街頭で最後の訴えを行った。
森下は9選を目指す立憲民主党の安住淳国対委員長(59)の牙城に挑む。31日の投票日を控えた選挙最終日、森下は石巻の商店街などを練り歩き、投票を呼びかけた。
すでに声はかすれ、「メイクを直す時間がないんです(笑い)」と身なりに構っていられない。しかし、その表情には充実ぶりもうかがえる。選挙活動を振り返り「本当にあっという間でした。最初に来た時よりはみなさんに声かけていただけることが増えたなと思います。支持が広まってるとしたらうれしいですね」と話した。
マイク納めでは「自分自身も大変不安でした。みなさんも不安だったと思います。選挙やれんのかと。みなさんの応援があってこそ私はここに立っていられる。頑張ってきたら道が開けるとみなさんが教えてくれました。ありがとうございました」とスタッフに感謝を述べた。
続けて「この宮城5区に国政の光を当てて皆さんの暮らしを向上させ、幸せを実感できる社会へと頑張って作って参ります」と誓っていた。