【川崎市長選】コロナ対策講じ投票所設置 「一人でも多く足運んで」

受付前にビニールシートを張った投票所の設営風景=川崎市川崎区

 31日の川崎市長選、幸区の市議補選(欠員1)、衆院選の投票日を控え、川崎市選挙管理委員会は30日、市立宮前小学校(同市川崎区)などで投票所の設営作業を始めた。投票所は市内計163カ所に設ける予定。

 同小学校の体育館に設置された投票所では、市職員や近隣の町内会関係者ら約20人が記載台や投票箱を組み立てた。今回は、記載台のついたてにクリアファイルで高さを足したほか、受付の机の前にポールを立て、ビニールシートを張るなどの新型コロナウイルス感染症対策も講じた。

 29日午後8時現在の市長選の期日前投票は、前回2日前と比べ約1割増(1万6534人増)の16万6837人(男7万8044人、女8万8793人)。市選管の担当者は「ぜひ一人でも多くの人に投票所に足を運んでほしい」と話した。

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