バスケットボール男子の第97回天皇杯全日本選手権(日本バスケットボール協会主催、共同通信社共催)3次ラウンド第1日は30日、佐賀県唐津市文化体育館など4会場で8回戦12試合が行われ、長崎ヴェルカはB1のSR渋谷に85-84で競り勝って9回戦に進んだ。天皇杯が現行の方式になった2017年度以降、B3のチームがB1チームを倒したのは初めて。
ヴェルカは前半を30-43で折り返したが、粘り強い守備を続けて後半から徐々に反撃。第3クオーター7分から、フォワードのボンズ、ガード山本のシュートで5点差に詰めると、64-66の第4クオーター3分、山本の3点シュートでこの試合初めてリードした。
その後は一進一退の攻防となったものの、74-76の6分からボンズの個人技、センターのカーターの1対1などで得点を重ね、9分に83-76と差を広げた。ここからSR渋谷も日本代表ガードのベンドラメを軸に猛追してきたが、最後はヴェルカが1点差で逃げ切った。
31日は各地で8、9回戦計10試合を実施。ヴェルカは唐津市文化体育館でB1秋田との9回戦に臨む。
全日本バスケ男子3次R 長崎ヴェルカ、B1渋谷破る 85-84
- Published
- 2021/10/31 11:30 (JST)
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