パリSG・レオナルドSDがメッシの代表活動酷使を懸念「代表チームで過ごす時間の方が長い」

リーグ戦デビューから5試合無得点が続くメッシ(ロイター)

フランス1部パリ・サンジェルマンのレオナルド・スポーツディレクター(SD=52)が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの代表活動酷使を懸念した。

今夏に電撃加入したメッシは欧州チャンピオンズリーグで3試合3得点をマークしているものの、リーグ戦デビューから本領を発揮できないまま。29日のリール戦で先発したが、前半だけで交代。リーグ戦デビューから5試合無得点が続く。

そんなメッシについてスペイン紙「アス」によると、レオナルドSDは「説明するのは難しいが、加入以来、メッシはクラブレベルよりも(アルゼンチン)代表チームで過ごす時間の方が長い。10月の代表期間には、代表チームで3試合に出場。彼は旅をして戻ってきて、旅をして戻ってきて、そして今は筋肉の問題を抱えている」と恨み節。代表活動の負担がクラブでのパフォーマンスに影響しているというわけだ。

ブラジル代表FWネイマールやアルゼンチン代表MFアンヘル・ディマリアも同じ境遇で著しいパフォーマンス低下はみられないが、ベテランの域に達したメッシには配慮を求めたいのだろう。ただ国際Aマッチ期間は代表招集を拒否できないだけに、何とももどかしい問題だ。

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