五十嵐氏、藤岡氏が復活当選 輿水氏は3選 衆院選・比例北関東

五十嵐清氏

 19議席を争った比例代表北関東ブロック(栃木、群馬、茨城、埼玉)は1日午前2時40分現在、18議席が確定した。得票が最も多かったのは自民党で7議席獲得。立憲民主党は4議席確保の見通し。自民と連立を組む公明党は3議席を確実にした。日本維新の会が2議席を獲得し、共産党は1議席を守った。国民民主党が1議席を得た。れいわ新選組、社民、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」は厳しい。

 栃木県関係の比例単独候補は、公明元職で名簿2位の元総務政務官輿水恵一(こしみずけいいち)氏(59)が3選を果たした。

 自民新人で名簿34位の前県議西川鎭央(にしかわやすお)氏(50)、自民前職で同37位の佐藤明男(さとうあきお)氏(69)、立民新人で同24位の元県議船山幸雄(ふなやまゆきお)氏(67)、公明新人で同4位の村上知己(むらかみともみ)氏(56)は議席に届かなかった。

 栃木県5小選挙区の重複候補は、自民の5人全員が名簿2位。新人五十嵐(いがらし)清(きよし)氏(51)は惜敗率87.3%で、復活当選を果たした。

 立民の4人は同1位。4区で敗れた新人藤岡隆雄(ふじおかたかお)氏(44)が惜敗率95.7%で初当選を勝ち取った。維新の1区元職柏倉祐司(かしわくらゆうじ)氏(52)は議席を得られなかった。

藤岡隆雄氏
輿水恵一氏

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