ブレーブスは3試合連続で新人が先発 26年ぶり世界一なるか

1995年以来26年ぶりのワールドシリーズ制覇に王手をかけているブレーブスは、日本時間11月1日に行われる第5戦に新人左腕タッカー・デービッドソンが先発することを発表した。デービッドソンは第1戦で右足腓骨を骨折したチャーリー・モートンの代役としてロースター入り。第3戦のイアン・アンダーソン、第4戦のディラン・リーに続き、3試合連続で新人投手が先発することになった。デービッドソンはロースター外だった第1戦をトゥルイスト・パークから45分ほどのホテルのロビーで観戦していたという。

メジャーリーグ公式サイトのサラ・ラングス記者によると、ポストシーズンの同一シリーズで3人の異なる新人投手が先発するのは史上3度目のことだが、ワールドシリーズでは初めて。デービッドソンは昨年9月にメジャーデビューした25歳の左腕であり、今季は4試合に先発して防御率3.60をマークしたが、左前腕の炎症により故障者リスト入りし、メジャーの試合で登板したのは日本時間6月16日のレッドソックス戦が最後である。

メジャーリーグ公式サイトでブレーブスを担当するマーク・ボーマン記者は、デービッドソンが伝統的な先発投手ではなく、オープナーを務めると予想。デービッドソンが最初の1~2イニングを投げたあと、A・J・ミンター、ドリュー・スマイリー、ジェシー・チャベスといった投手たちがリリーフする見込みとなっている。なお、26年ぶりの世界一をかけた第5戦のブレーブスのスタメンは以下の通り。

(右)ホルヘ・ソレアー
(一)フレディ・フリーマン
(二)オジー・オルビーズ
(三)オースティン・ライリー
(左)エディ・ロサリオ
(中)アダム・デュバル
(捕)トラビス・ダーノウ
(遊)ダンズビー・スワンソン
(投)タッカー・デービッドソン

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