自転車ロードレースの国内シリーズ戦のジャパンサイクルリーグ(JCL)第8戦「湧水の郷しおやクリテリウム」は31日、塩谷町の道の駅「湧水の郷しおや」周辺特設周回コース(1周2.8キロ×30周=84キロ)で行われ、那須ブラーゼンの金子大介(かねこだいすけ)が1時間51分49秒で初優勝を飾った。ブラーゼン勢の優勝は2017年のJプロツアー第8戦以来、4年ぶり。
同町で初めて行われたクリテリウムには9チーム52選手が出場。9周回目にできた6人の逃げ集団に10周回目から増田成幸(ますだなりゆき)(宇都宮ブリッツェン)が加わり、7人の先頭集団を形成したが、23周回目にブラーゼン勢がコントロールするメイン集団が吸収。アタック合戦が続いたが逃げが決まらず、最後は集団スプリントとなり、ゴール前の上り坂で先頭に躍り出た金子がそのままフィニッシュした。ブリッツェンは中村魁斗(なかむらかいと)の8位が最高だった。
JCL第9戦は6日正午から、大田原市湯津上支所周辺特設コースで「大田原ロードレース」を行う。