巨人のチーム勝ち頭・高橋優貴投手(24)が1日、フェニックス・リーグ楽天戦(宮崎・ひむか)で先発。3回1安打無失点でクライマックス・シリーズ(CS)への最終調整を終えた。
高橋はキレのある直球とスライダー、スクリューを織り交ぜ3回一死まで無安打投球。3回28球1安打無失点で登板を終えた。
今季11勝(9敗)でチーム勝ち頭となった左腕だが9月23日の広島戦(マツダ)を最後に白星はなし。10月23日のヤクルト戦(東京ドーム)ではリリーフとして登板。一時はトップに立ったリーグ最多勝も逃す形となった。「体力のなさを感じました」と高橋は失速を振り返った。
日程が流動的なCSでの登板予定はまだ伝えられていないという。「まずは(CS第1戦の)土曜日(6日)に1番いい状態に持っていくのが大事。最大の目標は日本一なので。それがまだ終わってないというのはしっかり心の中に置いてできれば」と前を向いた。