当選から一夜明けた1日午前7時30分ごろ、中川氏は上越市長浜の国道8号沿いに立ち、道行くドライバーたちに向けて「おはようございます」などと声掛けしながら手を振った。
当選決定から祝意のメッセージが多く寄せられているといい、中川氏は「ものすごい量の『おめでとうございます』が来ていて、『今後ともよろしくお願いします』としっかり返事をしているところ」と笑顔。今後について「皆さんが幸せになるように、やっていきたい」と意気込んだ。
任期満了に伴う上越市長選挙は10月31日に投開票され、元市議の中川幹太氏(46)が8600票差で前副市長の野澤朗氏(64)を退け初当選。新人同士の一騎打ちを制し、2度目の挑戦で悲願を果たした。得票数は中川氏が5万4954票、野澤氏が4万6354票。投票率は前回を1・75ポイント上回る66・09%だった。