鳥谷に古巣の後輩たちが感謝 青柳が今も胸に宿す〝虎の背番号1〟の教え

鳥谷の教えは古巣の後輩にも生きている(東スポWeb)

今季限りで現役を引退するロッテ・鳥谷敬内野手(40)へ向け、古巣阪神のナインからも続々と感謝の言葉が届けられた。

1日に甲子園球場で投手練習に参加した秋山は、鳥谷の引退について問われ「同じことを続ける凄さというのを間近で見て感じていた」とし「自分の状態を知ることであったりが試合に出続けられた要因だと思う。僕自身も長くこの世界で続けるために、自分を知るために鳥谷さんを見習ってやっていければと思います」とチームのレジェンドへ敬意を払った。

CSファーストステージ・巨人戦(6日開幕、甲子園)での先発登板が確実視されている青柳は過去、連敗が続いていた時期に鳥谷から「負けた次の日に落ち込もうが、昨日負けたことに変わりはないし。前日の投球が変わることがない。一軍のロッカーに来ているということはまた次の登板があるということだから反省はしなければいけないけど、落ち込んだり、落ち込んだ態度を出すのは鳴尾浜(二軍)に行った時に落ち込め」とアドバイスを受けたと明かし、「それは今でも大切に思っている。まだ僕が言える立場ではないですが、打たれた後輩投手が落ち込んでいたら、鳥谷さんに言って頂いたことを伝えるようにしたいと思っている」と今も〝虎の背番号1〟の教えを胸に宿していると告白した。

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