真岡市民の応援「力になった」 五輪出場の水沼選手が市長表敬

石坂市長から花束を受け取る水沼選手(右)

 東京五輪競泳男子400メートルメドレーリレーで6位入賞した真岡市出身の水沼尚輝(みずぬまなおき)選手(24)=新潟医療福祉大職員=が1日、石坂真一(いしざかしんいち)市長を表敬訪問し、五輪での応援への感謝などを伝えた。

 水沼選手は同種目で第3泳者を務め、アジア新記録の樹立に貢献。男子100メートルバタフライでも準決勝に進んだ。9月には「市スポーツアンバサダー」を委嘱されている。

 水沼選手は「五輪期間中、応援してくれる方々がたくさんいると両親から連絡を受けていた。それを力に変えながら試合に挑んでいた。お礼の言葉を言いたい」と謝意を示した。

 五輪後は初の帰省といい、「故郷の空気はすごくリラックスできる」と笑顔を見せた。3年後のパリ五輪を見据えた活動もスタートしており、今週末には宇都宮市で行われる競泳の日本社会人選手権に出場する予定という。

 花束を手渡した石坂市長は「真岡の子どもたちが夢を追えるような活躍を期待しています」と激励した。

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