UEFAチャンピオズリーグで再戦するリヴァプールとアトレティコ・マドリー。
アンフィールドでの古巣対決を前にルイス・スアレスがUEFAのインタビューに答えた。その一部を抜粋する。
ルイス・スアレス(アトレティコ・マドリーFW)
「(『You'll Never Walk alone』が持つパワーについて)
歌詞が全てを物語っているよ。
酷い試合をしてしまうことはあるし、その後にまた酷い試合をやることもある。
それでも、彼ら(リヴァプールサポーター)は絶対に信じることをやめない。
歌詞の通り、ひとりで行かせることはないんだ。
選手がボールをロストしても、ブーイングしない。彼らは信じ続ける、(その選手が)リヴァプールでプレーしているからね。
人々がくれたその信頼は計り知れないほど大きなものだった。
かなりのコストがかかった選手たちもいるけれど、彼らはあまり成功できなかった。
でも、ピッチに立つと、人々からの愛を感じることができる。すごいよね、それが自信になる」
「(2011年に)リヴァプール入りした時、プレイステーションで遊んでいたチームだったことを思い出したよ。
サッカー選手なら誰でもあそこでプレーしたいと思うものさ、どんな子供もティーンエイジャーもね。
アンフィールドの雰囲気を味わうのは素晴らしいものだった。
プレミアリーグを見るのは素晴らしいかったし、自分の夢のひとつを実現するチャンスでもあった。最初から人々の愛を感じたよ」
「当時、フェルナンド・トーレスは退団してしまったけれど、彼と一緒にプレーできたら素晴らしかっただろうね。
それでも、ジェラードやシュクルテル、アッガー、レイナにキャラガーというレジェンドたちと一緒になれたことはアンビリーバブルだったよ」
子供の頃はサッカーゲーム上でリヴァプールを使っていたというスアレス。レッズサポーターとアンフィールドをあらためて絶賛していたようだ。また、入れ違いになったトーレスとは一緒にプレーしてみたかったとか。
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その一方で、リヴァプールが7位に終わった2013年夏にはアーセナルへ移籍したがっていたことも告白。当時のブレンダン・ロジャーズ監督や盟友スティーヴン・ジェラードからの説得で残留を決めたそう。