衆院選宮崎1区 激戦わずか1070票差

 4人が立候補した衆院選の宮崎1区は、立憲民主党の新人渡辺創氏(44)が初当選し、自民党の前職武井俊輔氏(46)をわずか1070票差で振り切る激戦となった。「県内オール野党」で戦いに臨み、無所属にも浸透した渡辺氏に対し、車検切れ問題や保守分裂の構図でこぼれた票を取り戻すことができなかったとみられる武井氏。両陣営は投開票翌日の1日、接戦となった選挙戦をそれぞれ「わずかにかわした」「終盤追い上げたが、一歩届かなかった」と振り返った。

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