C・ロナウドへの批判噴出にクラブOBのリオ・ファーディナントが「冒涜だ」と非難

反論したファーディナント氏(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36)に噴出する批判についてクラブOBの元イングランド代表DFリオ・ファーディナント氏が猛反発している。

英紙「メトロ」によると、今季リバプールとの対戦で0―3と敗れたことや格下チームに取りこぼしていることに、マンチェスターUイレブンに対し、緊張感の欠如や怠惰な姿勢があると多くの批判が出ているという。特にC・ロナウドについてはゴールに集中するため、守備の際、前線からプレスをかけないことが問題視されている。

これについてファーディナント氏はユーチューブチャンネルで「マンチェスター・ユナイテッドが成功していない理由をC・ロナウドについて話している人がいて、いくつかの話を聞いたが、それを説明できる唯一の理由は(C・ロナウドに対する)冒涜しかない」と語り、批判する人々を痛烈に非難した。

同氏は「聞いてください、それは恥ずべきことであり、絶対的な軽蔑です」とし「彼がプレスをかけていない、ほかのプレーヤーほど走っていない、それを考えると、それはC・ロナウドがそこにいる目的がないからでしょう」とし、常にゴールを奪うために最善のポジショニングを考えており、決して〝手抜き〟ではないという。

実際に重要なゴールを決めているし「ゲームでやるべきことをやるスーパースター。C・ロナウドはあなたが考えることができるあらゆる世代で最高のプレーヤーの1人になるでしょう」と指摘していた。

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