最後までバルセロナ残留を望んだメッシ…ラポルタ会長の軽率な発言に落胆「不適切だ」

 パリ・サンジェルマンのリオネル・メッシは、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が放った冗談に酷く傷ついたようだ。

メッシ、悲劇的だったバルセロナ退団を振り返る「とても辛い選択だった」

 今夏バルサが多額の債務超過に陥った事でサラリーの支払いが困難となり、メッシは21年間在籍したクラブを退団。50%の給料減額まで合意したが残留は叶わず、PSGと2年契約を締結した。そんな中ラポルタ会長は先月、メッシが無償でのプレーを申し出ないか期待したと冗談交じりに発言。メッシはスペイン紙『スポルト』のインタビューで退団以来ラポルタ会長と話していないと明かし、軽はずみな言葉にショックを受けたと明かした。

「クラブに残るためできる限りのことをした。給料を50%下げるよう言われ、何の問題もなく同意した。僕の願い、そして家族の願いはバルサに残る事だったんだ。誰にも無償でプレーしろなんて言われなかったし、会長の発言は不適切だったと思う。あんなこと言う必要ないと思うし、傷ついたよ。憶測を呼んだり、相応しくない内容を人々に考えさせてしまうからね」。

メッシがラポルタ会長の発言にショック Photo Eric Alonso

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