立憲民主党の枝野幸男代表が総選挙敗北を理由に辞任表明した。政権交代へ道筋を付けようと共産党との共闘に踏み切ったが成果は上がらなかった。神奈川県内関係者からも戦略への賛否が聞かれる一方、今後の路線の在り方や新代表に対しての注文も出た。
党県連代表の阿部知子氏(衆院12区)は「政治家は結果責任。潔い決断で、責任をしっかり取る方が信頼される。長い目で見れば、皆に請われて枝野さんがまたリ-ダ-になる日も来ると思う」と評価。
共産との選挙協力については「協力していただいた方が議席が増える部分もあるが、市民運動の連携よりも政党間による共闘ありきとなるのは違うのではないか」と語った。
今後選出される新代表には「これまでの『枝野商店』から脱し、政策の意思決定がオ-プンでいろいろな人材を活用できる党をつくり直す必要がある」と注文を付けた。