ワールドシリーズ第6戦 ブレーブスがカマルゴをロースターに登録

日本時間11月3日、ブレーブスはワールドシリーズ第6戦に先立ち、ユーティリティ・プレーヤーのヨハン・カマルゴをロースターに登録したことを発表した。同じくユーティリティ・プレーヤーのエイレ・アドリアンザの妻が出産を控えており、アドリアンザが父親産休リスト入りしたことに伴う措置となる。メジャーリーグ機構が定めた規則に従い、アドリアンザには1日以上3日以下の離脱が認めらる。よって、アドリアンザが第7戦でロースターに復帰する可能性は残されている。

ワールドシリーズは第6戦からアストロズの本拠地ヒューストンのミニッツメイド・パークで行われるため、指名打者制が採用される。よって、投手に代打を起用する必要がないため、アドリアンザの離脱はブライアン・スニッカー監督の選手起用に大きな影響を与えないとみられる。アドリアンザは今季109試合に出場して打率.247、5本塁打、28打点、OPS.728を記録。ポストシーズンではここまで10試合に出場しているが、すべて代打での起用だった。

カマルゴは2018年に三塁のレギュラーとして134試合に出場し、打率.272、19本塁打、76打点、OPS.806をマークしたこともある選手だが、自身の不振とオースティン・ライリーの台頭により、徐々に出場機会が減少。今季はわずか15試合に出場に終わり、16打数0安打に終わった。ポストシーズンではドジャースとのリーグ優勝決定シリーズでロースターに登録されたが、代打で4度起用されて2三振を含むノーヒット。指名打者制の試合であることを考えると、出番が巡ってくる可能性は低そうだ。

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