【RIZIN】丸かぶりだった20日沖縄大会とABEMAの朝倉未来企画を榊原CEOが説明

朝倉未来(東スポWeb)

格闘技イベント「RIZIN」の榊原信行CEO(57)が3日にオンラインで会見し、20日の「RIZIN.32」(沖縄アリーナ)と同日配信となるインターネット動画配信サービス「ABEMA」での「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」について説明した。

当初、ABEMAの番組は10月31日に配信予定だったが、未来の足の負傷を受け、今月20日に延期に。そのためRIZIN沖縄大会と丸かぶりとなった。

榊原CEOは「僕も格闘技にかかわって30年近くたつ中で、格闘技が盛り上がってきてプロモーター同士で譲り合う、助け合うことができずシュリンク(縮小)してきた。モラルハザードが起きたら間違うし、何かあったら話し合うべきだと思うようになって、ABEMAさんと話をさせていただきました。せっかくRIZINを見てくれている人が朝倉未来を見られなかったり、朝倉未来のファンで、どっちを見ようか迷うのは本意ではないので」と語った。

その結果「RIZIN.32」は午後8時~9時に終了。ABEMAの番組は8時にスタートするが、前半は過去の取材映像などを流し、未来の登場は9時以降になったという。

榊原CEOは「RIZINを見終わったファンはそのままABEMAにいくと未来の企画が見られる。ここはかぶらない形で調整させていただきました」と説明した上で「最低限、ファンの皆さんのお怒りを少しでも鎮めていただく環境は整えられたかなと思います」と語った。

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