第100回全国高校サッカー選手権県大会準決勝が3日、新発田市五十公野公園陸上競技場で行われ、初のベスト4に勝ち進んだ上越は選手権5度出場の強豪・北越と対戦。1―1、PK戦3―5で惜敗し、決勝進出はならなかった。
前半を0―0で折り返し、後半15分に先制されたが、同33分に左CKから決め、同点に追い付いた。延長戦は両チーム得点できず、PK戦は相手に5本を決められ、快進撃はストップした。
平成28年の創部から県リーグの階段を上がり、今大会で確かな足跡を残した。元Jリーガーの藤川祐司監督(34)は「勝負ごとなので勝ちたかったが、選手たちがたくましく戦ってくれ、誇らしかった。上越高校がまた強くなっていく、大きな意味のある大会だった」と、上越地域の高校サッカー界に新たな歴史を刻んだ選手たちをねぎらった。