阪神・スアレス&アルカンタラが練習試合で好投 CSへ順調な仕上がり

阪神・スアレス(左)とアルカンタラ(東スポWeb)

阪神は3日、6日から開幕する巨人とのクライマックス・シリーズ(CS)へむけ、甲子園で社会人・三菱自動車倉敷オーシャンズ相手に練習試合を行った。

公式戦最終戦の10月26日中日戦以来、約1週間ぶりとなった実戦の場には、2年連続のセーブ王を獲得した守護神・ロベルト・スアレス(30)、後半戦はセットアッパーとして定着したラウル・アルカンタラ(28)の2人の助っ人投手も出場。先発した秋山拓巳(30)の後をうけ、4回から登場のスアレスは、1イニングを三者凡退無失点、続く5回から登板のアルカンタラは2者連続三振を含む3人斬り。社会人選手相手とはいえ、いずれも無失点で調整登板を終え、間近に迫ったCSへ順調な仕上がりぶりを披露した。

「しっかりと状態を保ちながら、その日を迎えたいね」(スアレス)、「厳しい戦いになると思うけど、チームが勝つために全力で投げるだけ」(アルカンタラ)。ポストシーズンでの貢献へむけ、猛虎の助っ人投手たちもギアを再び上げてきている。

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