阪神・藤浪が一軍昇格 練習試合で好投しCSに向けてアピール

藤浪晋太郎(東スポWeb)

阪神・藤浪晋太郎投手(27)が3日、一軍に合流。この日の、社会人・三菱自動車倉敷オーシャンズ相手に行った練習試合(甲子園)で登板し三者凡退、2奪三振を奪う好投で、クライマックス・シリーズ(CS)へむけてのメンバー入りをアピールした。

この日の右腕は4―2とリードした最終回に7番手で登板。「感覚としても悪くなかった」と課題の制球面も安定し、格下の社会人相手とはいえ危なげない投球を披露。最速157キロの直球と変化球をテンポよく投げ込んだ姿に矢野燿大監督(52)も「きょうは晋太郎もよかったし」と合格点を与え、本人も「与えられた場面でしっかり仕事ができるように準備していきたい」とポストシーズンでの貢献を諦めてはいない。

練習試合とはいえ、一軍舞台は9月9日のヤクルト戦(甲子園)以来、約2か月ぶり。復調した姿を継続し、ブルペンの一角を担う存在としてCSの救世主的存在を目指したいところだ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社