【DDT】D王GP初制覇狙う遠藤哲哉が火野に辛勝で白星発信 「俺が欲しいのは結果」

火野(上)にアルゼンチンバックブリーカーを決める遠藤(東スポWeb)

DDTのシングルリーグ戦「D王GRAND PRIX 2021 Ⅱ」が3日、大田区総合体育館で開幕。Aブロック公式戦で遠藤哲哉(30)が火野裕士(36)を下し白星発進を飾った。

遠藤スペシャル(サスケスペシャル)、スワンダイブ式フライングフォアアームと得意の空中技でペースを握った遠藤は、火野の巨体をトーチャーラックボムで投げ捨てるパワーも見せつける。だがシューティングスタープレスを狙ったコーナー上からデッドリードライブを決められると、猛反撃を浴びてしまう。

強烈な逆水平チョップ、さらには首折り弾で一気に劣勢に。それでも火野のファッキンボムだけは阻止すると、一瞬のスキを突いて丸め込み電光石火の3カウントを奪取。紙一重の勝負をものにした。

辛勝で勝ち点2を獲得した遠藤は「例年にもましてもうキツすぎて…ただ、今日勝ったのは俺、遠藤哲哉。結果が全て」と勝ち誇った。「ダムネーションが消滅して、俺が欲しいのは結果。俺がまたDDTのトップに立つ。その第1歩を踏み出すことができた」と初制覇を誓っていた。

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