<レスリング>【2021年世界選手権・レビュー(19)】男子グレコローマン67kg級/優勝選手・表彰式・闘いのあと

 

(2021年10月2~10日、ノルウェー・オスロ)


【男子グレコローマン67kg級・優勝】
モハマド・レザ・アブドルハム・ゲラエイ(Geraei, Mohammad Reza Abdolhami=イラン)

▲提供=UWW / 撮影=Martin Gabor

▲提供=UWW / 撮影:Kadir Caliskan

 1996年7月25日生まれ、25歳。5歳からレスリングを始めるが、国際舞台で台頭したのは20歳ころから。2016年アジア・ジュニア選手権で2位、世界大学選手権で3位となり、2018年アジア大会67kg級で3位入賞。2018年世界選手権67kg級8位のあと72kg級へ上げ、2019年アジア選手権で優勝した。

 同年の世界選手権は代表落ちしたが、U23世界選手権72kg級で優勝。オリンピック階級に戻し、2021年4月のアジア予選で優勝してオリンピック出場枠を獲得。一気にオリンピック王者へ駆け上がり、世界選手権も制した。

 ■モハマド・レザ・アブドルハム・ゲラエイの話「オリンピックと世界選手権で金メダルを獲得することができたので、2021年は私の人生で最高の年になりました。私の勝利のほとんどが、ラスト数秒での逆転勝ちでした。私は自分自身を信じて闘っていました。優勝を成し遂げることができ、神に感謝しているいし、故郷のシラーズの皆さんに感謝したい」

《1回戦~決勝の成績》=resultトーナメント表
決 勝 ○[5-2]Abdullaev, Nasir Rachidovich(RWF)
準決勝 ○[7-6]Zoidze, Ramaz(ジョージア)
3回戦 ○[Tフォール、2:03=11-0]Jafarov, Hasrat(アゼルバイジャン)
2回戦 ○[フォール、5:03=5-6]下山田培(日本)
1回戦  BYE


【表彰式】=写真なし

[2]Abdullaev, Nasir Rachidovich(RWF)
[3]Kebispayev, Almat(カザフスタン)
[3]Zoidze, Ramaz(ジョージア)


【決勝・動画】
Geraei, Mohammad Reza Abdolhami(イラン)○[5-2]●Abdullaev, Nasir Rachidovich(RWF)

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