中国の女子テニス選手彭帥（３５）が、２日に中国前副首相との不倫をウェイボー上に暴露。瞬時に消されたが、あまりに赤裸々な告白に波紋は広がるばかりだ。
彭はウェイボーで、共産党最高指導部メンバーだった張高麗前副首相（７５）と不倫関係にあったと投稿した。張氏が天津市トップの党委員会書記時代に性的関係を持ったと告白。張氏が最高指導部メンバーに抜てきされ一度は連絡が途絶えたが、張氏が引退後に再び連絡。テニスをした後、張氏の妻と自宅に招かれ性的関係を迫られたという。
この際、彭は同意せず、混乱してずっと泣いていたが、張氏の妻が部屋の外で見張りをしていたというから驚きだ。さらにその後、３人で食事までともにしたという。張氏は「宇宙は広大で、地球は砂のようなもの。人間は砂にも満たない」などと話し、さも「考えすぎるな」と諭すように語ったという。
なんとも異常な空間だが、その後、彭もなぜか張氏を愛し、いい人だと思うようになった。投稿では、張氏が「とても愛している。来世では２０歳と１８歳で会おう」と甘い言葉をささやいたり「私は孤独だ」「今は離婚できない」などと語った様子が描かれている。また協力者であった張氏の妻は、夫が不在の時には嫌味を言うなど〝いじめ〟を受けたことも明かしている。
結局、この投稿の直前に張氏が関係を終わらせようとしたとみられ「また連絡するね、と言ったけど…。（最初に関係を持った）７年前と同じ。突然消える。遊ぶだけ遊んでポイ」と、つらい気持ちを明かしている。
まさに７５歳の大乱心。彭が「私は自分がとても悪い人間だと認める」と苦しんでいる様子がうかがえることから、中華圏では彭に同情する声も大きい。中国国内ではこのニュースは遮断されているが、ここまで海外で広まれば中国共産党も黙っていないはず。彭は大丈夫か…。
