上空の寒気の影響で、北海道や日本海側は4日（木）午後も大気の不安定な状態が続く見込み。晴れ間が出ている所でも天気が変わりやすいので、急な強い雨や落雷に注意が必要だ。太平洋側は晴れる地域が多いものの、西日本の一部は夕方まで、静岡県や関東南部は昼過ぎからにわか雨や雷雨の所がある見込み。
5日（金）晴れる地域多く
あす5日（金）も、北日本や北陸は寒気の影響で、不安定な天気が続きそうだ。午前中を中心に、急な雨や落雷、突風に注意が必要となる。東日本の太平洋側や西日本は晴れる所が多く、洗濯日和となりそうだ。きょう、雲が出やすい地域でも、5日（金）は安定した晴天となる見込み。
5日（金）日中の気温は引き続き高めの所が多く、東日本の太平洋側や西日本は20℃を超える所が多い見込み。ただし、朝は内陸を中心に冷えるため、気温差の大きい一日となりそうだ。太平洋側は空気が乾燥するので、火の取り扱いだけでなく、手肌の保湿にも気を配る必要がある。
週末以降の天気
6日（土）は北陸や北日本でも天気が回復して、広い範囲で晴れる見込み。朝は引き続き内陸を中心に冷え込むが、日中は関東から西で20℃前後まで上がり過ごしやすくなりそうだ。ただし、天気は西から下り坂で、午後は九州南部で雨の降り出す所がある見通し。
北海道でも昼過ぎから雲が広がり、6日夜から7日（日）にかけて北部を中心に天気が崩れる見込み。 7日（日）は西日本や東海で雨となり、8日（月）にかけてはさらに雨の範囲が広がる見込み。8日（月）日中は西・東日本の太平洋側で雨が強まり、全国的に南寄りの風が強まるおそれがある。北日本は北海道を中心に、9日（火）午前が雨のピークとなる地域もありそうだ。 （気象予報士・高橋和也）
