江戸時代の子どもの実像記した展示会 広島・三次市

江戸時代の子どもの実像を記した展示会が三次市内で開かれています。

日々の暮らしや子育てが描かれたびょうぶに、子どもたちの成長を願う石臼挽きの土人形。

みよし風土記の丘ミュージアムには、江戸時代の子どもの実像を記した県内の古文書や民俗資料など100点を超える資料が展示されています。

現在の子育て本のような問答集のほか三次市に伝わる稲生物怪録の絵巻には真面目に勉強するシーンや教科書のいたずら書きも残されています。

(学芸員葉杖哲也さん)

「今よりずっと子どもの死亡率が高かった江戸時代は(大人の)思いがより強かったことが伺える資料がたくさんあります。江戸時代の子どもへの思いを感じ今の子どもたちの大切さを感じていただけたら」

この展示会は、今月28日まで開かれています。

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