日本ハム・新庄新監督「顔を変えずにチームを変える」「コロナなくなる」 前代未聞のブッ飛び会見

真っ赤なスーツに白シャツの襟を立てて登場した新庄新監督はこのサイン(東スポWeb)

日本ハムの新監督に就任した新庄剛志氏が4日、札幌市内で〝SINJOワールド〟前回の記者会見を開催。さっそく名言&迷言が大量に飛び出した。

開口一番、新庄氏が派手にかました。「今日は集まってもらいありがとうございます。1946年。今から75年前。横沢監督第1年目。そこから21年の栗山監督。22代目の監督として選ばれたことが非常にうれしく…」と真面目に切り出したかと思いきや、「選手兼監督として契約を結んでもらいました」

さすがに選手契約はすぐに打ち消したが、会見場はこれで、わあっと沸いた。その後も前代未聞の所信表明が続く。「顔は変えずにチームを変えたい」「優勝なんか、一切目指しません」。どう受け止めて良いのか困ってしまうような言葉の連続に会見場はざわめきが止まらない。

監督オファーには「1秒」で応えたという新庄氏は「バリで生活していて、日本ハムの調子が3年間上がっていないのを見ていて俺の出番だろうと(思っていた)」とニヤリ。監督ではなく、バリ風(?)に「ビッグ・ボス」と呼んでほしいと訴えると、「僕が来たからにはコロナはなくなり、球場は満員になります」「暴れまっせー、ほんまに。新しい野球をつくっていくんでこうご期待!」とハイテンションで宣言した。

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