【ジャンプ】高梨沙羅 北京五輪に〝最強アイテム〟「許されるならこのまま寝ていたい」

高梨沙羅(東スポWeb)

スキージャンプ女子の高梨沙羅(25=クラレ)が4日、都内で行われた寝具メーカー「エアウィーヴ」の北京冬季五輪日本代表選手団サポート発表会に出席した。

同社は五輪に向けて3分割構造、硬さが4段階構成のマットレスパッドを開発。羽毛を一切使用していない掛け布団のハイパーダウンとともに選手団に280セット提供する。発表会で寝具を体験した高梨は「許されるならこのまま寝ていたい」と話すほどリラックスした様子で「(掛け布団は)重くなく心地よく包み込まれるような感じ」と率直な感想を語った。

高梨は先月の全日本選手権ノーマルヒル、ラージヒル、HUB杯を制覇。「4年間積み上げてきたものがようやく形になってきたという実感が湧いたのでその自信があったからこそ、いい感じで行けたかなと思います」

この日、北京五輪開幕まで残り3か月となった。れからW杯に臨み、3度目の大舞台に照準を合わせる25歳は「目の前のことをこなしていくことでいい結果につながっていくと思う。金メダルを目指して頑張っている最中ですけど、一番は4年間成長した姿を見てもらえるように頑張りたいと思います」と言葉に力を込めた。

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