森保監督が〝ドーハ会〟で気合注入「熱い思いを聞かせていただいた」

森保一監督(東スポWeb)

日本代表の森保一監督(53)が、11月のカタールW杯アジア最終予選のベトナム戦(11日、ハノイ)とオマーン戦(16日、マスカット)に向けて〝ドーハ会〟で英気を養った。

1日に元日本代表FW武田修宏氏(54)が企画して、森保一監督と斉藤俊英コーチ、ラモス瑠偉氏、J1横浜FCの三浦知良と食事会を開催。4日のオンライン会見で森保監督は「プライベートで武田さんが企画してくださって、ドーハで戦った仲間と一緒に食事することになった」と〝ドーハの悲劇〟として知られる1993年の米国W杯アジア最終予選をともに戦ったメンバーで熱い議論を交わした。

「それぞれの近況を話したり、サッカーに対する熱い思い、日本代表に対する熱い思い、日本のサッカーの発展に対する熱い思いを聞かせていただいた」と指揮官は先輩のレジェンドたちから〝闘魂〟を注入されたようだ。

そして「私にかけてもらった言葉は『とにかくドーハ組はみんな応援しているし、思い切って仕事してくれ』と伝えられた。みんなが信じて一緒に戦うと言ってくれた」とドーハ組からの全面サポートを約束されたという。

戦友からのゲキを受けて森保監督は「厳しい戦いは分かっているけど、オーストラリア戦で選手たちが見せてくれたポテンシャルはすばらしいものがある。自信を持って残りの試合に臨む」と気持ちを新たにしていた。

自身の解任論もくすぶる中、レジェンドたちからの金言を胸に試練のアウェー2連戦に臨む。

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