写真家レスリー・キー氏が“カレ”について語る「愛するデスティネーションへ行ける」

安藤(左)はレスリーに誘われた(東スポWeb)

写真家レスリー・キー氏(50)と俳優の安藤政信(46)が4日、BMWの新型電気自動車「iX」「iX3」のお披露目会(都内)に出席した。

BMWは、この日販売を開始したこの最新車種の価値を発信すべく、多様性とイノベーションを象徴する街、東京・渋谷区とコラボ。レスリー氏らのアート作品を渋谷駅周辺の13か所に貼るプロモーションを展開中だ。

「小さいときからBMWは、ファッション業界の中で洋服だったらシャネル、ジュエリーだったらハリー・ウィンストンぐらいにスゴイなと思ってた。初めてこんな大きなプロジェクトに私が参加できることはとても光栄」と、レスリー氏は感慨深げ。

写真家でもある安藤は「今回レスリーから、〝渋谷ジャック〟のBMさんとのアートを作るっていったことを誘いを受けまして…」と明かし、「BMっていうと、ホント高級車の中の高級車っていう感じがして、自分なんかホントに手が届かない存在なんで、これをキッカケになんか1台もらって帰りたいな」とさりげなくアピールした。

渋谷区民のレスリー氏は、コロナ禍で人が消えた渋谷の街をスマホで撮りためていた。そんな写真9枚に、ヨウジヤマモトやアルマーニなど9つのハイブランド衣装を着せた男性モデルのポートレートを合成し、作品に。モデルを務めたのは「私の旦那、ジョシュアさん」。2人は昨年9月、渋谷区の50組目の同性カップルとしてパートナーシップ証明書を取得した。

レスリー氏は「そういう記念で今回、私の愛する旦那ジョシュアを被写体にさせてもらいました」と説明した。

作品タイトルは「Drive to Love」。レスリー氏は「昔々の画家が自分の愛する人の絵を描くのと同じで、そういう感覚は実は、最近カレと出会って初めて体験した」といい、「(作品を)見たみんなに、これから本気でこの車を買って、愛するデスティネーション(目的地)へ行けるようなインスピレーションを与えられたらいいな」と愛を語りまくった。

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