財務省が1日に発行した新しい500円硬貨が県内でも流通が始まっています。ただ、公共交通機関など対応していない所もあり注意が必要です。
21年ぶりにデザインが変更となった500円硬貨!。広島銀行ではさっそく窓口で両替している人の姿も。
(両替に来た人)
「ピカピカですねシンプルでわかりやすくなった気がします」デザインが変更されたのは21年ぶり。
新旧比べてみると実はふちの”ギザ”の形が一部違うなど世界初の最新技術が随所に使われています。
(広島銀行事務統括部清水直喜担当副部長)
「全国的には一定数の偽造硬貨が発生していると聞いています」
流通が始まった一方で新500円硬貨への対応も始まっています。
(記者リポート)
「券売機では新しい硬貨も入ってしっかり切符買えました」
JR西日本では広島や呉などの主要な駅にある一部の券売機のみ対応していて今後、駅や券売機を増やす見込みだということです。
新500円硬貨は今年度中に約2億枚を発行する予定で手元に届く日も近いかもしれません。
21年ぶりに誕生した新しい500円玉硬貨ですが使用できない所もあります。
アストラムラインの駅の券売機や広島電鉄のバスや市内電車の運賃箱では対応しておらず乗務員が両替して対応するということです。
そのほか、スーパーマーケット、フジのセルフレジでは広島店のみ対応していてフジグラン緑井は5日からとのことです。
ICカードやバーコード決済などの利用が増え“現金派”が減少していることに加え
2024年度には新紙幣が発行されるためその対応と合わせて改修を考えていることなどが理由にあるということです。
広く使えるようになるのはもう少し後になりそうですね。