【スターダム】葉月がスターズに電撃加入「この私がベビー…?」

試合後にスターズに入った葉月(中)、飯田沙耶(右)、コグマ(東スポWeb)

女子プロレス「スターダム」4日の後楽園大会でタッグリーグ「ゴッデス・オブ・スターダム」レッドゴッデス公式リーグ戦が行われ、葉月(24)、コグマ(23)組が優勝候補の林下詩美、上谷沙弥組と引き分けて優勝戦線に踏みとどまることに成功。さらに試合後には葉月がスターダム本隊の「スターズ」に加入した。

試合は両軍譲らぬ大熱戦。特に前夜にワールド王座をかけ詩美と争ったばかりの葉月は、そのダメージを感じさせない動きで攻め込んだ。終盤にはコーナー上の詩美に雪崩式コードブレーカーを決めてから垂直落下式ブレーンバスターを放ったが、20分では時間が足りず引き分けとなった。

それでも強敵と引き分け、1勝1敗1分けの勝ち点3で優勝戦線に踏みとどまって、葉月は「しっかりゴッデス優勝します!」。すると続いてマイクを持ったコグマが「葉月、スターズに入らない?」と勧誘し、リーダーの岩谷麻優をリングに呼び込む。岩谷もこの提案にうなずいたが「スターズは一番のベビーフェース。ここに入る覚悟はできてるか?」と葉月に問いかけた。

19年12月に引退するまで極悪ユニット「大江戸隊」の中心メンバーとしてスターズとは抗争を繰り広げていた葉月だけに当初は「この私がベビー…?」と戸惑うばかり。しかし会場の拍手に押される形でスターズ加入を決め、メンバーと共にリングを降りた。一時は戦力低下が甚だしかったスターズだが、この戦力補強で5人となり、再び押し返せるか。

またレッドゴッデスの残り2試合はひめか、なつぽい組が羽南、吏南組に勝って開幕3連勝の勝ち点6。ウナギ・サヤカ、桜井まい組が鹿島沙希、フキゲンです★組に勝って初勝利(1敗)を挙げて勝ち点2とした。

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