女子プロレス「スターダム」のアイコン・岩谷麻優(28)が年の瀬の巻き返しを誓った。
岩谷は現在、マーベラスの門倉凛(28)と組んでタッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」のブルーゴッデスにエントリーしており、4日の後楽園大会では極悪ユニット「大江戸隊」のスターライト・キッド、琉悪夏組と対戦。試合は敵軍のラフファイトとセコンド介入に苦しんだが、猛攻を耐え抜き門倉の飛龍原爆固めで琉悪夏を沈め開幕2連勝を決めた。
試合後、自ら直伝した必殺技での勝利に岩谷は「言いましたよね? 『気持ちも技も、伝授する』って。これからはドラゴンスープレックスをどちらかが出せば必ず勝つ!」と笑顔。リーグ戦Vを高らかに宣言すると「そのままタッグのベルトも取る。(団体を超えたコンビの)私たちが取ればいろんな可能性が出てくるので、やりますよ!」と語気を強めた。
個人的にもベルトが欲しいところだ。「実は今年、まだ一度もベルトを巻いてないんですよ」と言い「スターダムが10周年で盛り上がってるのにデビュー10周年の私は…。なので、このまま無冠で終われない。だから絶対、年内にタッグのベルトを取りたいんです」。
入れ替わりの激しい団体にあって常にアイコンとして存在感を発揮してきたが、それも結果あってこそ。リーグ戦制覇と王座奪取でそろそろ〝アイコンここにあり〟をアピールしたいところだ。