【壬生】安塚の磐裂根裂(いわさくねさく)神社で3日、例大祭が行われ、新型コロナウイルスの終息を願いスサノオノミコトの舞が奉納された。
刀川清満(たちかわきよみつ)宮司(79)がコロナ退散の祝詞を読み上げた後、スサノオノミコトに扮(ふん)した北小林太々神楽保存会代表の渡辺一男(わたなべいちお)さん(83)が登場。伝統的な太々神楽の衣装を着けて力強く舞い、「コロナ退治」「エイエイオー」と叫びながら氏子や参拝者の前で剣を振るった。渡辺さんは「コロナが終息して、皆が楽しく生活できますようにと思いを込めました」と話した。
参拝者には同神社から餅やお札が配られた。今年の例大祭は、新型コロナ感染防止対策で規模を縮小して行われた。