メーガン妃がバリバリに政治活動 米議員が「王室との関係を断ってからやれ」

メーガン妃(ロイター)

全米の親たちのために有給育児休暇制度を確立するよう米連邦議会に呼び掛けているメーガン妃(40)に対し、共和党で保守派の論客、ジェイソン・スミス下院議員(41)が待ったをかけた。今後も政界へのロビー活動を続けるなら、“メーガン妃”をやめて本名のメーガン・マークルに戻すべきだと忠告したのだ。

スミス氏は4日、米大手ニュースサイト「TMZ」にリモートで出演。メーガン妃がナンシー・ペロシ下院議長ら宛てに公開書簡を送ったり、議員らに直接電話をかけて有給育児休暇を義務付ける法案化を求めていることについて、同氏はメーガン妃が米国市民であり、政治にかかわること自体は「何の問題もない」としながらも、「まずは英王室との関係は断つことが先決だ」と指摘した。

その理由について同氏は、英王室は政治に関し伝統的に中立であるとし、メーガン妃がサセックス公爵夫人の称号を米国で政治利用するのは間違っていると断言した。

米国民の中にはメーガン妃がセレブの立場で自分が正しいと信じることを訴えているにすぎないとの声もあるが、スミス氏は「ヘンリー王子と結婚し、子供ができる前からそういう主張で知られていたのであれば別だが、人気ドラマ『スーツ』の女優だった時にメーガン・マークルがそうだったとは聞かない」と言い切った。

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