スコーピオンズ、新作アルバムを発表。デビュー盤から50年を迎える2022年2月に発売

ドイツが世界に誇るハードロック・バンド、スコーピオンズ(Scorpions)が、2022年2月25日に19枚目のスタジオ・アルバム『Rock Believer』の発売を発表。このアルバムは、1972年のデビュー・アルバム『Lonesome Crow(恐怖の蠍団)』から50年を迎える作品となる。

この発表に合わせて新曲「Peacemaker」が先行して公開、ミュージック・ビデオもまもなく公開となる。

<YouTube:スコーピオンズ「Peacemaker」>

新曲「Peacemaker」は、スコーピオンズの全盛期を再現しているかのようなタフネスと力強さを湛えている楽曲で、ヴォーカリストのクラウス・マイネはこう語っている。

「最初に“Peacemaker peacemaker, Bury the undertaker / ピースメーカーピースメーカー, 葬儀屋を埋めてしまえ”というサビが浮かんだ。これらの言葉を使って遊んでいたのだが、新型コロナウイルスや破壊的な戦争や無意味な犯罪によって多くの人が亡くなり続けている今、葬儀屋は働きすぎだと感じさせられる。パンデミック後の平和な世界では、平和の使者が支配する時が来る…そんなイメージが私に訴えてくるんだ」

(c) marc theis

スコーピオンズは世界で最も重要なハードロック・バンドの一つ。これまでの総売上枚数は1億2,000万枚を超え、5,000回を超えるライヴを行い、「Wind of Change」「Rock You Like a Hurricane」「Still Loving You」などのヒット・シングルを出してきた。

中でも東西ドイツの合併/ベルリンの壁崩壊の前に発売された楽曲「Wind of Change」は世界中のチャートを席巻し、現在でもドイツのアーティストとして世界一の売上を誇るシングルだ。数多くの音楽賞を受賞し、米ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームには星がある。彼らの活躍と成功は、母国だけではなくロック・シーンに大きな影響を与えてきた。

新作アルバム『Rock Believer』リリース後の2022年3月~4月にはツアーを行うことが発表されている。まずラスベガスのプラネットハリウッドでのレジデンシー9公演、その後ヨーロッパ・ツアーが続く。ドイツの6公演はウルフギャング・ヴァン・ヘイレンのバンドMammoth WVHがサポート・アクトを務める。

Written By uDiscover Team

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最新アルバム
スコーピオンズ『Rock Believer』
2022年2月25日発売

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