C・ロナウドがダービー戦前にイタリアンで選手決起集会 駐禁取られたが構わない

クリスチアーノ・ロナウド(ロイター)

英プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドが4日、6日に行われるマンチェスター・シティーとのダービー戦に向け、イタリアンレストランで決起集会を決行。駐車禁止違反を取られながらも、決戦へ意識を高めた。

英「デーリー・メール」などによると、この会合はスールシャール監督らスタッフは不在で、選手のみ。多くの選手がジャージーや運動靴で現れるなか、C・ロナウドは一人、バシっとスーツで決め、市内のレストラン前に愛車で乗りつけ、店の前に駐車した。しかし店内に消えた途端、すぐに交通違反の取り締まりがやってきて、容赦なく駐禁ステッカーを貼られてしまった。同メディアは「週に50万ポンド(約7600万円)も稼ぐ男にはなんのハンデにもならない」と、駐禁を取られても集会参加を大事にしたエースの様子を報じている。

同メディアによると、ファーガソン氏が指揮を取っていた時代には選手決起集会は定期的に行われてきたが、同氏が引退後はほとんど行われなかったという。2日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ、敵地アタランタ(イタリア)戦では、劇的同点弾を決めるなど底力を見せたC・ロナウド。ダービー戦へも臨戦態勢だ。

© 株式会社東京スポーツ新聞社