NBAがサンズのオーナーの人種、性差別行動を調査へ

レヴロンに謎のシグナルを送るサンズのオーナー、ロバート・サーバー氏(東スポWeb)

米バスケットボール・NBAが、フェニックス・サンズのオーナーであるロバート・サーバー氏が長年、人種差別や女性差別的な言動を繰り返していたという告発を受け、調査に乗り出すことになった。

米「ESPN」などによると、サーバー氏は17年間にわたりオーナーを務めるなか、黒人選手やコーチ、その他のスタッフとの会話の中で人種や性の差別発言、不適切行動を行ってきたという。同メディアが従業員らに取材し告発記事を掲載。NBAは声明で記事について「極めて深刻」とし、リーグを代表して法律事務所が調査を行うことを明かした。

告発記事では差別行為以外にもサーバー氏が、選手に妻との性行為について聞いたり、ビキニ姿の写真を回して不適切なコメントをしたことが報告されている。同氏はこの記事を強く否定しているが、大きく波紋を広げている。

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