巨人・原監督&坂本がCS下克上に向けて決意「開き直って挑みたい」

原辰徳監督(東スポWeb)

いよいよ決戦が始まる。巨人の原辰徳監督(63)と主将の坂本勇人内野手(32)が5日に、6日から行われる「2021 JERA クライマックスシリーズ セ」の共同記者会見に出席した。

この日は各チームの監督、キャプテンがそれぞれ出席。巨人からは原監督、坂本が代表して参加した。原監督は会見冒頭のあいさつで「我々は3位と言う形でクライマックスに出場することができます。道のりは険しいかもしれませんが、チャンスがある限りベストを尽くしてですね、JERA様、ファンの皆様の期待に応えられるよう、懸命に戦っていくことを誓います」と力強く宣誓。

坂本も「(シーズンは)3位と言う本当に悔しい結果で終わってしまいました。しかし、このジェラクライマックスシリーズがあるので、日本シリーズに進めるチャンスというのはまだ持ってます」と、与えられたチャンスを最大限生かすことを決意した。

注目の初戦の相手先発は、今季1点も奪うことができなかった天敵・高橋遥。原監督も「今年は1点も取っていません。少々開き直りながら、戦いを挑んでいきたいと思います」と話せば、坂本も「今年対戦しましたけど、一番凄い球を投げていた。こっちもプロとして、凄いピッチャーを打つためにトレーニング、練習しているので、明日は頑張りたいなと思います」と宿敵攻略に闘志を燃やした。

泣いても笑っても、先に2勝したチームが次のステージへと勝ち上がる短期決戦。下克上優勝に向けて、足並みは揃った。

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