全日本プロレス暮れの祭典「世界最強タッグ決定リーグ戦」(13日、後楽園で開幕)に木高イサミ(40)の参戦が決まった。
大森隆男と組んでDブロックから出場予定だった宮本裕向が練習中に負った「右足首腓骨骨折」のため欠場に。4日に都内で行われた会見で大森が「パートナーは見つけてある。出て来い!」と呼び寄せたのが木高だった。
大森が2005年に若手育成を目的に立ち上げた「アックスボンバーズ」の後輩である木高とは、18年8月にはアジアタッグ王座に挑戦。「頼もしいパートナーが名乗りを上げてくれた。彼の男気に応えるためにも優勝しか考えていない」と決意を改めた大森は、自らの頭に巻いたものと同じ「アックスボンバーズ」の文字が入った鉢巻きを手渡した。
木高は「(ヤンキー二丁拳銃の)相方(宮本)がケガをしているので軽々しくは言えないけど、チャンスだなと。アックスボンバーズがいまだに生きているのを、しっかり見せたい」と表情を引き締めた。