美智子さまが眞子さんを無言で抱きしめた意味 宮内庁HPでマスコミに「警告文」も

手を振る上皇夫妻(2011年・東スポWeb)

秋篠宮家の長女・眞子さん(30)が結婚前日の10月25日に上皇ご夫妻を訪ねた際、上皇后美智子さまが無言で眞子さんを抱きしめていたことが分かった。ご夫妻の側近が5日、明らかにした。

眞子さんは仙洞仮御所で上皇ご夫妻と面会し、1時間あまり滞在。小室圭さん(30)との結婚について報告したという。

側近によると、面会後、上皇ご夫妻は眞子さんを車寄せまで見送ったという。その際、美智子さまは眞子さんが車に乗り込む直前、何も言わずに抱きしめたという。

「美智子さまは初孫の眞子さんを大変かわいがり、いつ何時も味方でした。眞子さんの結婚をめぐる一連の騒動も静かに見守られてきました」とは皇室ライター。

小室さんの母・佳代さんの金銭問題が発覚し、報道が過熱するさなかの2018年5月25日には、宮内庁のホームページで「眞子内親王殿下に関する最近の週刊誌報道について」と題し、以下の声明を発表している。

「眞子内親王殿下の納采の儀を始めとするご結婚関係儀式等の延期が発表されて以来、このことに関する両陛下、取り分け皇后さまのお考え、ご対応について様々な憶測がなされ、記事にされてきましたが、このことに関し、両陛下は当初より一貫して変わらぬ対応をしてこられました」

「一部の週刊誌は、『侍従職関係者』、『宮内庁幹部』、『宮内庁関係者』等のコメントとして、皇后さまが様々な発言をなさっているかのように記していますが、先にも述べたとおり、両陛下は、当初より、細心の注意を払って固く沈黙を守り続けておられ、また、宮内庁職員はもとより、ご親族、ご友人、ご進講者等で、両陛下にこの問題について話題にするような人もこれまで皆無であったと伺っています」

マスコミに対し、ここまで踏み込んだ「警告」を発するのは異例だ。それほど美智子さまは眞子さんの〝心労〟になる事柄に加担したかのように報じられることに心を痛めていた。前出皇室ライターの話。

「裏を返せば、それだけ美智子さまが週刊誌をくまなくチェックしているということです。住まいに文春、新潮、女性誌を毎号取り寄せているという話も聞いたことがあります。眞子さん関連の記事を読むたびにショックを受け、わからないことがあれば、お付きの人に聞くこともあったそうです」と話す。

眞子さん同様、美智子さまも苦しい時間を過ごしてきたのだ。〝無言の抱擁〟にはそれらを乗り越え、門出を迎えた眞子さんへの「愛情」が凝縮されていた――。

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