中日・根尾も中村紀コーチ指導で一変! 来季4年目覚醒へ不退転「打つためなら何でもします」

中村紀打撃コーチ(右)から指導を受ける中日・根尾(左)と石川昂(東スポWeb)

中日の根尾昂内野手(21)が来季4年目の覚醒へ向けて不退転の決意だ。

ナゴヤ球場での秋季キャンプ2日目の5日、フリー打撃で柵越えを5発も放った。今季は3年目にして初めて開幕一軍入りを果たしたが、72試合に出場して打率1割7分8厘、1本塁打、16打点と不本意な成績で終了。そんな根尾に手を差し伸べたのが新任の中村紀洋打撃コーチ(48)だ。

キャンプ初日は石川昂に下半身ではなく、手から始動するノリ打法を伝授すると、柵越えを連発しまくったが、この日は根尾も大変身。中村紀コーチは「ようやくうまく体が動いてきたかなと思う。本人には『絶対に変えるなよ、地道にやってくれ』と頼んでいる。まだ2日目でなぜこんなに変わる? いやあ、変わるんですよね、僕が教えると!」と自信たっぷりに笑い飛ばす。

根尾は「(古巣中日に)帰って来られた中村(紀)コーチ、森野(打撃)コーチからたくさんのことを聞きたい。打つためならなんでもします」と、わらにもすがる気持ちでいる。

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