眞子さんの名前が中国で商標登録されていた! 「秋篠宮」「佳子」も…皇室危機に直結

商標登録された眞子さん(代表撮影)

秋篠宮ご夫妻の長女・小室眞子さん(30)をめぐり、仰天情報をキャッチした。なんと眞子さんの名前が中国で商標登録されたというのだ。もはや何でもアリの状況だ。

眞子さんが小室圭さん(30)と結婚したニュースは中国でも連日大きく報じられている。中国メディアは「宮内庁による24時間サポートでぜいたくな生活」と小室夫妻の特集を組み、ほかにも「小室圭の受験結果や外出時の表情から、日本では、ご夫婦の間に何か心配なことが起きているのではないかと言われている。ご夫婦の関係が懸念される」などと報じている。

中国で〝スーパースター〟の眞子さんについて、早速、商標登録を巡る動きがある。

ユーチューブチャンネル「地球ジャーナル ゆあチャン」で日中の情報を発信している中国人ジャーナリストの周来友氏はこう語る。

「弊社ゆあネットの調べで、中国で商標権を管轄している国家知識産権局商標局に眞子さんのお名前が商標登録されていたことが分かりました。今年2月に申請されていたのは『真子龍顔』という言葉で、先月7日から使用権が開始されていたのです。『龍顔』とは天子、つまり帝王や天皇を意味する言葉で、眞子さんを意識して商標登録されたことは明らかです」

今回、浙江省杭州市の企業が「化粧品・美容品・香水」の商品分類で「真子龍顔」を商標登録した。すでに中国では「秋篠宮」や「佳子」などの単語が商標登録され、すでに商品化されたものもあるという。

周氏は「日本の皇族の名称を使った商品が中国でこのまま販売されれば、なかには皇室公式商品と誤解し、購入する消費者も出てくるでしょう。また、こうした商品にトラブルが発生すれば日本の皇室への心象にも影響を与えかねない事態となるかもしれません」と指摘する。

中国でも有名な日本の皇族の名前が中国で商品名に使用されるという流れは、今後も加速する可能性が高い。

「今後、外交問題に発展することも考えられます。日本政府は中国で行われているこうした皇室の商品利用の流れに対し、中国側に対応を求めていくべきなのではないでしょうか」と周氏。

最近でも中国の企業が「羽生結弦」や「鬼滅の刃」を商標申請し、問題になったが、さすがに登録は許可されなかったようだ。しかし、過去には「クレヨンしんちゃん」の中国名「蠟筆小新」、日本の株式会社良品計画が展開していたブランド「無印良品」が無関係の中国企業に登録されてしまったことがある。

中国に長く滞在するカメラマンは「中国人は自国の製品を全く信用していない。倍以上の値段でもメード・イン・ジャパンを買う。それだけ日本には信頼感と高級感がある。だから、中国の商標ブローカーやメーカーは日本の名前なら何でも商標申請してしまうんです。かつて申請すれば、ほぼ自動的に受理されましたが、さすがに最近は国際的な目を気にしてか、むちゃな申請ははねられるようになっています」と語る。

皇室の危機につながらなければいいが…。

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