茅ケ崎の「パン文化」発信 人気店が市役所前に日替わり出店

38店舗が参加して開催された「茅ケ崎パン祭り」=2018年、茅ケ崎市中央公園

 個性的なパン店が多く開業し、「パン文化」が根付く茅ケ崎市。市内店舗でつくる「茅ケ崎パン祭り」実行委員会と市が連携したイベント「秋のパンweek」が8日から12日まで、同市役所東側エントランス前で開かれる。人気のパン、スイーツ店が日替わりで出店し、茅ケ崎ならではの逸品を届ける。

 市内のパン店が連携した「茅ケ崎パン祭り」は2017年に始まったが、20年以降は新型コロナウイルスの影響で休止。感染拡大以降、小売店が厳しい状況に置かれていることを踏まえ、市は4月からキッチンカーの出店場所として市役所前広場を提供している。今回は、市内のパン、スイーツ店に特化して出店してもらうことにした。

 同実行委は、25年7月開業予定の道の駅「サザン茅ケ崎(仮称)」(同市柳島)に取りそろえる地域発の品目「Choice! CHIGASAKI」のコト部門にも認定されている。今回のイベントを通じて茅ケ崎のオリジナルブランドを発信する狙いもある。

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